焚き火で家族の時間を。安全に楽しむコツとルール

キャンプの夜といえば、やっぱり「焚き火」。
パチパチと燃える音、ゆらゆらと揺れる炎、ほんのりと漂う木の香り…。
その前に座るだけで、自然と心がほどけ、家族の会話もゆっくりと流れ始めます。
焚き火には、ただ温まるだけでなく、「時間を共有する」あたたかさがあります。
子どもたちにとっても、火のある風景はちょっぴりドキドキする特別な体験です。
ただし、焚き火には正しい知識とマナー、安全対策が欠かせません。
この記事では、家族で安全に焚き火を楽しむための準備・ルール・工夫をしっかりご紹介します。

🔥 焚き火の基本準備:何が必要?
まず、焚き火を楽しむには道具の準備が大切です。
以下は、家族キャンプで必要な基本アイテムです。
✅ 焚き火台(直火NGのキャンプ場も多いため必須)
✅ 薪・着火剤(濡れていない広葉樹が◎)
✅ 軍手・火ばさみ(薪を安全につかむため)
✅ 耐熱シート(地面への熱を防ぐ)
✅ 火消し用のバケツ or ペットボトル(万が一の備え)
✅ 火吹き棒(あると便利!子どもも楽しめます)
そして何より、焚き火OKなキャンプ場かどうか、事前にしっかり確認しておきましょう。

🧯 子どもと楽しむための「安全ルール」
小さなお子さんと一緒に焚き火をする場合、事前の声かけとルールづくりがとても重要です。
▼ 安心して楽しむための基本ルール
火のそばは走らない
薪や枝を勝手に入れない
焚き火の円の内側には入らない
軍手をつけて、火ばさみを使うこと
大人と一緒にやること
火の危険性を説明しつつ、「使い方を覚えたら、楽しい道具でもある」というバランスが大切です。
火を育てる過程を一緒に見ることで、“火育(ひいく)”=火に親しみ学ぶ体験になります。

🍡 焚き火で作って楽しい!簡単おやつ&料理3選
焚き火の魅力は、“料理”にもあります!
子どもが喜ぶ、簡単で安全に作れるメニューをいくつかご紹介します。

① 焼きマシュマロ(定番!)
・竹串や金属スティックに刺して、火に近づけすぎないようにあぶるだけ
・「外カリ中トロ」の絶妙な食感!
・チョコやビスケットに挟んで“スモア”にしても◎
② 焼きりんご
・りんごの芯を抜き、バターと砂糖、シナモンを中に入れてアルミホイルで包む
・焚き火の炭の中に入れて20分
・ホクホクとしたデザートに!
③ ウインナー&ベビーチーズ串
・短い竹串にウインナーやチーズを刺してじっくり焼く
・焦げ目がつくと香ばしく、子どもも夢中になります

火の扱いは大人が見守りつつ、「自分で焼いた!」という体験が最高のごちそうになります。

🏕 家族の会話がゆっくりと流れる、焚き火の時間
焚き火の前に座っていると、自然と心が穏やかになります。
「今日一日どうだった?」「あの虫すごかったね!」そんな小さな会話でも、火のぬくもりの中で交わすと、なんだか特別に感じるもの。

おしゃべりしながら、黙って火を眺めながら、時には歌ってみたり。
“特別なことはしない時間”が、焚き火の魅力なのかもしれません。

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