印刷物の色、どうやって決める?プロのこだわりポイントを紹介します!
こんにちは!大正印刷スタッフの山田です。
今日は「印刷物の色」にスポットを当ててお話しします。パンフレットやポスターを作る際、色ってとても重要ですよね!お客様の目に留まるデザインやブランドカラーを表現するために、印刷の現場ではどんな工夫がされているのか、ちょっとだけご紹介します。
色の基本は「CMYK」
印刷では、CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)という4つの色を使って全ての色を表現します。
「画面で見た色と印刷物の色が違う!」という経験、ありませんか?これは画面がRGB(光の三原色)で色を表現しているのに対し、印刷はインクで色を重ねるCMYK方式だからなんです。
CMYKの微妙な配合で色味が大きく変わるんです
特に赤系はほんの少しのバランスで鮮やかさが決まるので、調整中はまるで色の魔法をかけているような気分になります!
ブランドカラーは正確に!
企業ロゴやブランドカラーは、その会社のイメージを象徴する重要な要素。
印刷では、PANTONE(パントン)カラーという色見本帳を使い、指定された色を正確に再現します。また、紙の質感や光沢によって色味が微妙に変わるため、校正でしっかり確認するのもポイントです。
ブランドカラーを忠実に再現するのは、まるでお客様の想いを色で形にするようなものです!校正で『これだ!』と納得いただけた瞬間が、私たちにとって最高の喜びです。
紙の種類で変わる色の見え方
紙の種類によって、インクの発色が異なります。お客様が手に取った時の印象を考え、紙選びも重要なポイントです。
- コート紙: 光沢があり、色が鮮やかに見える。
- マット紙: 落ち着いた色味で高級感を演出。
- 再生紙: ナチュラルな質感で、少し柔らかい色味になる。
実際に紙を手に取ると、その質感や発色の違いに驚かれるお客様が多いです。例えば、コート紙はポスター向き、マット紙はパンフレットに人気ですね。再生紙は、エコ志向の企業さんからよく選ばれます!
私たちのこだわり
印刷のプロが最も気をつけるのは、色の「ぶれ」を最小限に抑えること。印刷機の調整やインクの配合を細かくチェックし、納品物がどんな環境でも美しく見えるよう心を込めて仕上げています!
大正印刷では、色選びや校正のご相談も大歓迎です。「どんな色にしたらいいか迷っている」という方には、プロのアドバイスをお届けします。お気軽にお問い合わせください!
次回のブログでは、「小ロット印刷の魅力」についてお話しします。
お楽しみに!
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