小学校講演会レポ ― 子どもたちの健康のために
先日、地域のみらい小学校にお招きいただき、当院の院長が「子どもの健康と生活リズム」をテーマに講演を行いました。
学校の体育館にはたくさんの保護者の方々が集まり、子どもたちの毎日の生活や健康管理について一緒に考える時間となりました。
「早寝・早起き・朝ごはん」の大切さを伝える

講演ではまず、「なぜ睡眠と朝ごはんが大切なのか」というお話からスタートしました。
最近では夜更かしや朝食抜きが習慣化しているお子さんも増えています。成長期の子どもたちにとって、睡眠と食事は心と体の発達に欠かせない要素です。
「毎朝の体温チェック」や「朝ごはんで体を目覚めさせる習慣づくり」など、ご家庭でできる簡単な健康習慣についても具体的に紹介しました。
感染症シーズンに備える ― 手洗い・うがいの正しい方法
季節の変わり目ということもあり、感染症対策についてもお話しました。
手洗いのタイミングや正しい洗い方、うがいのコツなど、子どもたちにもわかりやすいようにイラストを交えながら楽しく学べる内容にしました。
講演の後半では、児童代表の子どもたちが実際に手洗いの実演をしてくれて、会場からは笑顔と拍手があふれていました。
保護者の方からの質問もたくさん

講演後には、保護者の方からたくさんのご質問をいただきました。
「発熱が続いたときに病院へ行くタイミングは?」「ワクチンの同時接種は安全ですか?」など、 日常の中で感じている小さな不安を、ひとつひとつ丁寧にお答えしました。
子どもたちの健康を守るのは、家庭・学校・医療のチームワーク。こうした機会を通して、保護者の皆さまと一緒に子どもの成長を支えていけることをうれしく思います。
これからも地域に根ざした活動を
当院では、今後も地域の幼稚園・保育園・学校と連携し、子どもたちの健康づくりに役立つ取り組みを続けていきます。
「病気になったときに行く場所」だけでなく、“健康を育てる場所”としての小児科でありたいと考えています。
これからも地域の皆さまとともに、子どもたちの笑顔を守ってまいります。