新しい時代の小児科へ ― 建て替えとリニューアル

3年前、これまでの場所に新しい建物を建て、クリニックは新たに生まれ変わりました。
木のぬくもりを感じられる優しい空間にこだわり、「子どもが怖がらない小児科」 を目指して設計しています。
明るい日差しが差し込む待合室や、木の家具と温かみのある色合いが、来院する親子に安心感を与えています。
「子どもたちが怖がらない小児科」
建て替えの際に大切にしたのは、「子どもたちが怖がらない小児科」をつくること。
病院というと、どうしても「白くて無機質」「痛いことをされる場所」というイメージを持つお子さんも多いもの。
そこで新しい建物では、木のぬくもりを感じる素材をふんだんに使用し、やさしいパステルカラーを基調とした空間デザインに仕上げました。
待合室は日差しがやわらかく差し込み、木の香りがほんのり漂う、まるで「おうち」にいるような安心感に包まれています。
診察前の不安な時間も、親子で穏やかに過ごせるように。
そんな想いを込めて、空間づくりに細やかな配慮を重ねました。
充実した設備で安心・快適な診療を

また、安心して通院していただくために、新しいクリニックには、
- 発熱者専用の個室待合室(感染症対策を徹底)
- 授乳室・おむつ交換台完備(小さなお子さま連れでも安心)
- バリアフリー設計(ベビーカーや車いすでもスムーズに移動可能)
など、さまざまな設備を整えました。
発熱のあるお子さま専用の個室待合室を設け、他の患者さまとの動線を分けることで、より安全な環境を確保しています。 授乳室やおむつ交換台も完備しており、小さなお子さまをお連れの保護者さまにも快適にお過ごしいただけます。

さらに、バリアフリー設計を採用しているため、ベビーカーや車いすの方もスムーズに移動が可能です。 どなたにとっても「やさしい」小児科であることを目指し、細やかな思いやりを建物のすみずみに込めました。
子どもたちの反応 ― リニューアル後に生まれた笑顔

リニューアル後、私たちスタッフが何よりうれしかったのは、子どもたちの表情が明るく変わったことです。
以前は診察室に入ると泣き出してしまうお子さんも多く見られましたが、今では「木のおうちみたい!」「かわいい色だね!」と、笑顔で手を振って入ってきてくれる子が増えました。
やわらかな木の壁やパステルカラーの空間が、子どもたちの緊張をやさしくほぐしてくれているようです。

待合室のキッズスペースでは、絵本を読んだり、積み木をしたりしながら過ごす姿も見られます。
また、診察が終わったあとに「また来るね!」と笑顔で帰っていくお子さんも増え、“病院=こわい場所”から“安心できる場所”へと変わりつつあることを日々感じています。
保護者の方からも

以前より子どもが落ち着いて診察を受けられるようになった

病院に行くのを嫌がらなくなった
といったお声を多くいただいています。
この変化こそが、私たちが建て替えに込めた思いの成果だと感じています。 これからも“子どもが笑顔で通える小児科”として、地域に寄り添いながら歩み続けてまいります。
これからも、地域の子どもたちと共に

創業から数十年。
変わらずこの地に根ざし、「子どもたちの笑顔と健やかな成長を見守るクリニック」であり続けることが、私たちの願いです。
これからも、地域の皆さまと共に歩みながら、より安心できる小児医療を提供してまいります。