院内でスタッフ向けの救急対応研修を行いました

当院では、日々の診療を安全に行うために、定期的にスタッフ全員で救急対応研修を行っています。
小児科では、診察中や待合室で急に体調を崩すお子さまもいらっしゃいます。
そんな“もしも”の時に、すぐに的確な対応ができるよう、医師・看護師・受付スタッフ全員が一丸となって訓練に取り組んでいます。
今回は、その研修の様子と、院内での安全への取り組みについてご紹介します。
万が一に備えて ― 年に一度の院内研修を実施
当院では、日々の診療だけでなく、緊急時の迅速な対応力を高めることを目的に、定期的な救急対応研修を行っています。
今年も院内スタッフ全員が参加し、けいれん・アナフィラキシー(アレルギー反応)・誤嚥対応など、実際の場面を想定した訓練を実施しました。
実践形式でのトレーニング

研修では、看護師・受付・事務スタッフまで全員が役割を持ち、
「誰が何をするか」を明確にした上で実践練習を行いました。
- 救急カートの使用方法
- AED(自動体外式除細動器)の取り扱い
- 救急車要請時の連携手順
- けいれんや意識低下時の初期対応
などをひとつひとつ確認し、実際に体を動かしながら学びました。
参加スタッフの声
実際にやってみると緊張したけれど、自信につながった

受付スタッフとして、何を準備すればいいかが明確になった

受付スタッフとして、何を準備すればいいかが明確になった

このような声が聞かれました。
チーム全体で子どもたちの安全を守るために

小児科では、予期せぬ体調変化や発作が起こることもあります。
だからこそ、院内全員が「チーム」として動ける体制づくりが何より大切です。
今回の研修を通じて、スタッフ一人ひとりが緊急時の対応を再確認し、より安心してご来院いただける体制を整えることができました。
これからも安全・安心な医療をめざして
当院では今後も、定期的に院内研修を行い、
「子どもたちの命を守る力」をスタッフ全員で高めてまいります。
小さなことでも、「気づき」「準備」「連携」を大切に、
ご家族の皆さまが安心して来院できる小児科を目指してまいります。