山久の歴史に触れる。昭和から続く味とまごころの歩み
昭和の時代に小さな寿司店として始まった「山久」は、地元の皆さまに支えられながら、三代にわたり味とまごころを受け継いできました。
変わりゆく時代のなかでも、変わらないものがあります。
それは、素材へのこだわりと、お客様を想う気持ち。
このページでは、山久のこれまでの歩みと、これからも大切にしていきたい想いをご紹介します。
昭和のはじまり――市場の片隅から始まった寿司店
山久は、昭和の時代に小さな市場の一角で生まれました。
当時はまだ寿司がごちそうだった時代。初代店主は、気軽に食べられて、しかも美味しい寿司を届けたいという想いで店を始めました。
毎朝、港に足を運び、魚の目利きにこだわりながら仕込みを続ける日々。
その真面目な姿勢が少しずつ評判を呼び、地元の人々に親しまれるようになっていきました。
平成の時代――地域に根ざし、家族に寄り添う寿司へ
時代が平成に移り、二代目がその味と心を受け継ぎました。
店構えは少しずつ整い、お祝いごとや法事、家族の集まりに利用される機会も増えていきました。
「地元の大切な場面には、山久がある」
そう思ってもらえるよう、一つひとつの握りに心を込める日々が続きました。
長年通ってくださる常連さんとの会話も、山久にとって欠かせない時間です。
令和の現在――受け継がれる志と新たな一歩
今では三代目が店を守りながら、新しい時代に合わせた工夫も取り入れています。
地元の魚や旬の食材にこだわりながら、ランチや宴会のニーズにも応えるようになりました。
昔ながらの味を大切にしつつも、初めて訪れるお客様にも楽しんでいただけるよう、柔らかい接客と親しみやすい空間づくりを心がけています。
変わらない想い――山久が大切にしていること
どれだけ時代が変わっても、「まごころを込めた寿司を届ける」という想いは変わりません。
魚の鮮度、仕込みの丁寧さ、握る手の温度。
そのひとつひとつが、美味しさにつながっていると信じています。
お客様にとって、何度でも足を運びたくなる店でありたい。
それが山久の変わらぬ願いです。